壁紙シールでおしゃれな部屋に大変身!

DIY ウオールステッカー

壁紙シールでおしゃれな部屋に大変身!

壁紙シールとは?

いま、壁紙に貼るシールが人気を集めています。
壁紙シールは「ウォールステッカー」とも呼ばれ、手軽にお部屋のイメージチェンジができることで話題になっているのです。
壁紙シールは、その名の通り壁紙に貼って楽しむインテリア用のシールです。
よくある殺風景な壁紙でもシールを貼るだけでおしゃれに彩ることができ、飽きたらすぐに剥がせる手軽さから若い女性を中心に人気に火がつきました。

シールタイプの壁紙シールと転写タイプの壁紙シール

壁紙シールには、シールタイプの壁紙シールと転写タイプの壁紙シールがあります。
シールタイプと転写タイプのどちらにも違ったメリットがあるので、仕上がりの好みなどによってどちらのタイプの壁紙シールにするか選ぶとよいでしょう。

シールタイプの壁紙シール

シールタイプの壁紙シールは普通のシールのように台紙から剥がして壁にペタンと貼るものです。
貼ったあとに少しこすって密着させるため、剥がれてくる心配もそれほどなく、手軽に貼れることで人気です。

メリット

  • 普通のシールを貼るように手軽に貼れる
  • 子供と一緒に貼ったり、初心者が貼ったりしても失敗が少ない
  • 転写タイプの壁紙シールに比べて価格が安めのことが多い
  • 何度も貼りなおしができるものが多い

デメリット

  • 周りに透明なフチがあり、転写タイプに比べて壁との一体感がない
  • 剥がれる心配はほぼないが、転写タイプに比べれば密着度が低い
転写タイプの壁紙シール

転写タイプの壁紙シールは、壁にしっかり密着するため壁との一体感が抜群です。
そのため仕上がりがとても綺麗で、まるで壁に直接描いたように見えるのです。

メリット

  • 壁としっかり密着し、周りのフチもないので仕上がりが美しい
  • 複雑な柄のものも多く、細かいデザインが楽しめる
  • シールタイプより大きめサイズのものも多く、インパクトが出せる

デメリット

  • シールタイプに比べて貼るのが少し難しい
  • 貼りなおしができない

壁紙シールのメリットは?

壁紙シールは手軽にイメージチェンジをできることで人気ですが、手軽なだけでなく様々なメリットがあります。

壁紙張り替えよりも壁紙シールのほうがずっと低価格!

壁紙張り替えによるお部屋のイメージチェンジは費用が厳しい・・・という場合でも、壁紙シールならずっとお手ごろです。
例えば、壁紙張り替えでお部屋のイメージチェンジをしようとすると、費用は1m2あたり900円〜1,500円程度です。
壁紙張り替えの場合、一般的にはお部屋全体を張り替えるので、6帖のお部屋では4万円以上は確実にかかってしまいます。
壁紙シールの場合、1枚貼るだけでおしゃれにイメージチェンジすることができます。
安い壁紙シールなら2,000円以下から、高めの壁紙シールでも15,000円程度でお部屋の雰囲気をガラリと変えることが可能なのです!

壁紙シールなら壁紙の傷を簡単に隠せる!

壁にものをぶつけたりして、壁紙に傷をつけてしまうことは少なくありません。
壁紙の傷というのは意外と気になってしまうものですね。
そんなときにも壁紙シールが役立ちます!
壁紙の傷を補修する場合、20,000円〜40,000円程度かかる場合が多いです。
壁紙シールを貼って傷を隠してしまえばずっと安く済み、おしゃれも同時に楽しむことができます。
壁紙補修をするほどでもないのに気になる・・・という傷に壁紙シールはぴったりなのです。

壁紙シールの価格は?

壁のイメージチェンジをする場合、6帖の壁紙張り替えでは40,000円〜70,000円程度の費用が必要です。
また、壁紙の傷を補修する場合は20,000円程度〜40,000円程度の費用が必要となります。
しかし、壁紙シールでは800円程度〜15,000円程度までの費用で壁のイメージチェンジができるのです。

壁紙シールの貼り方

シールタイプの壁紙シールの場合

壁紙シールをパーツごとに切り分け、壁にマスキングテープなどで仮止めして位置を決めます。
位置が決まったら壁紙シールを1枚ずつ台紙から剥がして壁に貼っていきます。
気泡が入ったら押しピンなどで刺して空気を抜きます。
その後、ティッシュに包んだカードで壁紙シールをこすって壁に密着させれば完成です。

転写タイプの壁紙シールの場合

台紙の裏面をカードなどでしっかりこすり、シート面にシールを密着させてから、壁紙シールの柄ごとに切り分け、壁にマスキングテープなどで仮止めして位置を決めます。
位置が決まったら壁紙シールが台紙側に残らないように気をつけながら、台紙から壁紙シールを剥がします。
台紙を剥がしたら透明シートを持って壁に透明シートごと貼りつけていきます。
ティッシュに包んだカードでこすって壁に密着させ、気泡を押しピンで刺して抜けば完成です。

point!

壁紙シールを上手に貼るには、まず壁を綺麗に拭いておくことです。
また、粘着面を触ってしまうと粘着力が落ちてしまうため、粘着面にはできるだけ触れないようにしましょう。
マスキングテープでの仮止めをして位置をしっかり決めておくと、いざ台紙から剥がしたあとに慌てずに済むので、事前に位置決めをしておくことが大切です。
大きめのサイズのものは二人で貼るときれいに貼れます。
壁紙シールを貼るうえで一番大切なことは、焦らずのんびりと、楽しみながら貼ることです!

壁紙シールの注意点

凹凸のある壁や、砂壁のようにざらざらした壁には接着力が低くなります。
また、汚れ防止機能などのついた機能性壁紙は、剥がれてきたり貼ることができないことが多いので注意が必要です。
ペンキ、珪藻土、漆喰などの塗り壁や和紙壁紙などは、塗装面が一緒に剥がれてしまう場合や貼れない場合があるので注意が必要です。
また、壁紙シールを長く貼り続けると、日焼けや変色でまわりの壁紙との色の違いがくっきりとわかってしまうことがあります。
変色を避けたい場合は、一定期間で剥がして貼り替えるなどの対策をとりましょう。

壁紙シールでおしゃれな部屋に大変身!

壁紙シールは、貼ること自体も楽しみながらお部屋にイメージチェンジをすることができる、素敵なアイテムです。
飾る雑貨をかえたり家具をかえたりするように、壁紙シールを貼ってお部屋を変身させてみましょう!

この記事の出典

執筆者: 家仲間コム