お家の片付けノウハウ VOl.2

片付け 生活

お部屋片付けはダンドリが重要

前回の「お家の片付けノウハウ VOl.1」では片付けのメリットとモチベーションを保つ方法についてご紹介させていただきました。
今回はみんなが気になるお部屋片付けのダンドリについてご紹介いたします。

片付けもお仕事と同ようにダンドリの良し悪しでかかる時間や片付の結果が大きく変わります。
片付けには「基本3ステップ」があります。この順番通りに進めるだけでお片付けがかなり楽になりますので是非試してみてください。

片付けには「基本3ステップ」

用意するもの

  • ブルーシート
  • ゴミ袋
  • 段ボール(大きさは物の量に合わせてご用意ください)

その1:全部出す

これから片付けする部屋を決めたらまず収納や引き出しなどに入っているものをすべて出します。この際、仮置場としてプルーシートを用意するといいですね。
「こんなに物が多かったのか」「これをずっと探していたけどここにあったんだ」「買ってから結構時間が経っているけどまだ未開封の物もある」などいろいろ気づくはずです。
結構大変な作業ですが、全部出して何を持っているかを把握することは片付けがうまくいくコツです。
少し落ち着いたら一番重要なステップに入ります。

その2:「使う物」と「使わない物」で分類する

このステップをどれだけ頑張るかによって片付けの成果が変わるとしても過言ではないほど重要な段階になります。
コツとしては使っているかいないかを「事実」で判断することです。
よくやりがちなこととしては「最近使っていないけどいつかは使う」「まだまだ使える」物を残したら結局物が減らなかったパターンです。
一つの基準として1年以上使用していない物は「使っていない」として判断するのはいかがでしょうか。
この時に「使っていない物はゴミ袋に捨てる」で終わりにしたいですが、「使っていないけど、どうしてもすぐには捨てられない物」は用意した段ボールに入れて、「今後の3ヶ月も使わなかったら捨てよう」など少し時間を設けるのもいいでしょう。

その3:使っている物をしまう

使用している物の中でもその用途によって使用頻度が変わりますね。毎日使う物は「定位置を決めて、出し入れしやすく」を意識しましょう。
ここで「定位置を決める」ことはすごく重要ですが、物を探す時間を節約できるだけではなく、整理したきれいな状態を長くキープすることができます。
使用頻度が高い物を収納する位置が決まったら「ときどき使う物」を収納していきましょう。
コツはまとめてボックスに入れてコンパクトにすること、カテゴライズすること、比較的奥の方へ収納することです。
ボックスにまとめる時はなるべく同じカテゴリーの物を同じボックスにまとめ、中身が見えない場合は分かりやすいラベルを張っておくと探す時間を短縮できます。
例えば洋服の場合だと夏しか使わない水着やたまにしか使わないアウトドアウエアをまとめて「水着・アウトドア」などとしてラベリングし、クローゼットの棚の上に収納する。
年に1回くらいしか使わないクリスマスツリーやお正月飾りをまとめて「行事飾り」などとしてラベリングし、倉庫の棚に収納するなどです。

以上、片付けの「基本3ステップ」を紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。
捨てるのが苦手な方は「いる」「いらない」の判断で悩むかもしれませんが、やっていくうちにスッキリしたお部屋を見るとだんだん判断が早くなり、捨てる楽しさも体験できるかと思います。
最初のうちには無理せずストレスにならない範囲で試してみてください。