【よくある質問 経年劣化への対処法】畳の表面にカビが生えてきた

経年劣化

畳の表面にカビが生えてきた

原因

①家の中の換気不足による湿度の上昇。
② 湿度(70%以上の湿度)+栄養分(汚れやホコリ、畳自体にも栄養分があります)+温度(20~30度)の条件が揃ったとき(特に6月~9月の梅雨時期に発生しやすい)。

対処方法

用意するもの

  • 壁紙用補修剤
  • ぞうきん
  • ドライヤー
  • ゴム手袋

手順

  • 水でぬらし固く絞ったぞうきんで胞子が広がらないように拭き取り乾かします。
  • 乾いたぞうきんにエタノールをつけて、畳の目地に沿って拭き取ります。
  • 乾いたぞうきんで、から拭きしたあとドライヤーで乾燥させます。

point!

カビを吸い取るために掃除機などを使用した場合、吸い取ったカビの胞子を排気口から部屋全体に撒き散らし逆効果になる場合があります。

日頃のお手入れ

●除湿機やエアコンで湿度をコントロールする。(水分は制御できる。温度と栄養の制御は困難)
●こまめなお掃除で、ダニの寄生を抑える。
● 畳の上にカーペット等敷きものを敷かない。(畳の呼吸を妨げ、カビ・ダニの発生原因になります。)
● 天気の良い日は、窓を開け換気をよくして下さい。