浴室・洗面
普段のお⼿⼊れ
洗面所は水滴を残さないことが大切です。雑巾などで【鏡と】洗面【台】をさっと拭くだけで構いません。
水気が残らないようにするだけでも違ってきますの1日1回は行ってください。
また一緒に【排水口の】髪の毛やホコリなどを取り除き、汚れが蓄積しないようにします。
主な汚れの原因
水垢
水玉模様やうろこ状になっている汚れです。
蛇口や鏡によく付着する、白いうろこ状の汚れが水垢です。洗面ボウルがざらついている場合も、堆積した水垢が石化している状態です。
黒ずみ
カビやホコリが、水垢や石鹸カスと固まってできる汚れです。
水垢と結合している場合が多く、一度こびりついてしまうとなかなか落とせない厄介な汚れです。
洗面ボウル全面に広がることもあり、特に洗面台と壁を繋ぐコーキング材の部分やタイルの目地などにつきやすいです。
手垢や化粧品などの油汚れ
蛇口を使う際について手垢、毎日の整髪料や化粧品の飛沫が蓄積して汚れになります。いずれも油汚れです。
しっかり掃除
まず掃除に必要なので「クエン酸スプレー」と「重曹スプレー」を作ります
用意するもの
- クエン酸
- 重曹
- スプレーボトル
「クエン酸スプレー」の作り方
水200mlとクエン酸小さじ1杯を混ぜます。スプレーボトルに入れて使います。
「重曹スプレー」の作り方
水200mlと、重曹小さじ2杯を混ぜます。スプレーボトルに入れて使います。
洗面ボウル
洗面ボウルは黒ずみ・水垢のアルカリ性汚れから、手垢・化粧品の油汚れまで様々です。
クエン酸と重曹を使ってどちらも落としましょう。

用意するもの
- クエン酸スプレー
- 重曹スプレー
- スポンジ
- 雑巾
黒ずみ・水垢の掃除手順
- クエン酸スプレーを汚れに吹きかける
- 10分ほど待つ
- スポンジで汚れをこすり落とす
- 洗い流す
- 乾いた雑巾で水気を拭き取る
手垢・化粧品の掃除手順
- 重曹スプレーを汚れに吹きかける
- 10分ほど待つ
- スポンジで汚れをこすり落とす
- 洗い流す
- 乾いた雑巾で水気を拭き取る
point!
アルカリ性の汚れには酸性洗剤が効果的なので、浴室用の酸性洗剤を使うのがオススメです。
しかし酸性の成分が強いものは刺激が強すぎて洗面台の素材を傷めてしまう恐れがあります。
また酸性洗剤は手肌を傷めることがあるので、ゴム手袋を着用して掃除することをおすすめします。
排水口
排水口にはさまざまな種類の汚れが付着しているので、酸性・アルカリ性どちらも使って掃除します。

用意するもの
- 重曹
- クエン酸
- 歯ブラシ(捨ててもいいもの)
手順
- ホコリや髪の毛など、大きなゴミを歯ブラシで取り除く
- 粉のままの重曹大さじ3杯を排水口にまんべんなくふりかける
- 重曹の上からクエン酸大さじ1杯を溶かした水をかける
- 発泡するのでそのまま30分ほど待つ
- 泡と汚れを洗い流す
- 残った汚れを歯ブラシでこすり落とし洗い流す
蛇口などの水栓金具
蛇口には洗面ボウルと同じく、水垢と手垢が汚れとなってついています。
「クエン酸スプレー」と「重曹スプレー」の両方を使いましょう。

用意するもの
- クエン酸スプレー
- 重曹スプレー
- スポンジ
- 雑巾
手順
- クエン酸スプレーをかける
- スポンジでやさしく磨く
- 洗い流す
- 重曹スプレーをかける
- スポンジでやさしく磨く
- 洗い流す
- 乾いた雑巾で水気を拭き取る