スリ・置き引き対策

防犯

人ごみや待機列は要注意!

旅行やイベントなど、人出の増える季節。
開放感から、つい気を抜いてしまうと
スリや置き引きなどの犯罪のターゲットになってしまうかも!
今のうちから防犯対策を始めましょう。

スリ対策

1.後ろのポケットに貴重品を入れない

ズボンの尻ポケットは、何が入ってるのかわかりやすく、しかも盗みやすい、スリにと って格好の獲物となる場所です。財布やスマートフォンなどの貴重品を入れるのは絶対にやめましょう。

2.リュックサックは前に抱える

後ろに背負っていると、ナイフで底面を切られたり、サイドのポケットからものをとられたりしても気づけません。人ごみや電車内では必ず前に抱えて、目を離さないようにしましょう。

3.親しげに話しかけられたときは要注意!

会話で気を引いて、ポケットやバッグから貴重品を盗むスリの手口があります。特に肩を組んだり、背中に手をあててきたりしたら気をつけて!さりげなく体を離し、適度な距離感を保ちましょう。

「日本だから……」と油断しないで!

日本は、海外に比べて「治安がいい」と言われています。実際、スリや置き引きの被害は長年減少傾向にあり、
窃盗犯罪に占める割合は約5%です(令和元年版「犯罪白書」による)。

一方で︑海外旅行の情報をまとめた雑誌やウェブサイトでは、スリや置き引きに関する注意を必ず掲載しています。
実際に財布やバッグを盗まれたことがあるという人もいるのではないでしょうか。
国際的な観光地では、複数人でスリを行なう組織的なスリ集団も珍しくありません。
日本国内だから安心、と油断せずに、スリや置き引きの被害にあわないよう、日頃から身の回りに気を配るようにしましょう。
人が集まる場所はもちろん、電車やバスなどの公共交通機関での移動、普段の通勤や通学時にも注意が必要です。
スリ・置き引きの手口を知って防犯意識を高め、改めて盗難対策を考えてみましょう。

置き引き対策

1.荷物を体の横や後ろに置かない

近くに置いても、おしゃべりや観戦に夢中になると、意外と盗難に気づけません。荷物は必ず手に持ちましょう。または、足の間など持ち去りにくいところに置いてください。

2.荷物で「場所とり」はNG

ほんの少しの時間だから……
と目を離したすきに、荷物を持ち去られてしまうかもしれません。荷物を置いてその場を離れるなら、最低1人は見張り役を残していきましょう。

3.居眠りに注意!

電車やバスでの居眠りはNG。とくに荷物を網棚や座席に置いておくと、簡単に盗まれてしまいます。眠いときは座らない、荷物は必ず膝の上に置くなどの工夫を。

小さな工夫で被害を防ごう!

・バッグは口を閉められるものを
・スマートフォンはGPS設定を
・貴重品はチェーンでバッグに固定

この記事の出典

執筆者: ALSOK