落ち葉と暖房器具のお手入れ

もっとも変化のある月の11月になりました。朝晩の気温が下がり寒さを感じるようになったのではないでしょうか。
今回おすすめしたいのは落ち葉の除去と冬になる前にしておきたい暖房器具のお手入れです。
落ち葉はこまめに除去

秋になると木々がキレイな色に染まりますが、やがて落ち葉となって庭に積もります。
放っておくと害虫や雨樋のつまりの原因にもなりますのでこまめに落ち葉の除去を行うことをおすすめします。
毎日落ちてくる落ち葉を掃除するのは大変だと思いがちですが、朝の軽い運動として考えると少し楽しくなりませんか。
必要なものはほうきとちりとりと集めた落ち葉を入れるためのビニール袋です。
草やプラスチックなどの柔らかい素材で作られたほうきは幅が狭く、毛が柔らかいため、一度にたくさんの落ち葉を集めることができません。
地面が固い場所で使うと、ダメージを受けてしまうので、落ち葉の掃除には「竹ほうき」や「熊手」がいいです。
寒い季節を迎える前に、暖房器具のお手入れ

皆さんはシーズンオフになった際、暖房器具を手入れしてから片付けしましたでしょうか。
暖房器具はお手入れを怠ることで事故につながることもあります。使う前にお手入れを忘れずにしましょう。
それ以外にも、暖房器具のフィルターの目詰まりや吹き出し口にホコリがたまっていることで暖房の効きが悪くなり、電力や燃料の消費が早くなります。
全ての暖房器具はお手入れをする前に電池やコンセントを抜き、十分に冷えた状態で行いましょう。
今回の記事はあくまでもお掃除方法の一例で、必ずお持ちの取り扱い説明書を確認してからお手入れをしましょう。
1.石油ファンヒーター

手順
- 固定タンクから給油タンクを抜くてオイルフィルターを取り出す。
- 給油タンク・固定タンクの中に残っている灯油やゴミを抜き取る。
- オイルフィルターを元どおりにセットする。(オイルフィルターが汚れたときはきれいな灯油と歯ブラシで洗ってください。)
- 掃除機でエアーフィルター、温風空気取入口について入れいるゴミを吸い取る。
- 温風吹出口・本体を濡らした布やタオルで拭いてから乾拭きする。
point!
変質した灯油を使うと暖房器具の故障の原因となるため、シーズンの最後に残った灯油は使い切るか、抜き取る必要があります。灯油の抜き取る詳しい方法は、取り扱い説明書をご確認下さい。
2.石油ストーブ

手順
- 前シーズンに使い残った灯油を抜き取る。
- 火がつかなくなるまでから焼きをする。
- 中央の筒部分の周りにあるホコリやすすを払う。
point!
反射式ストーブの場合は反射板のホコリやすすも払います。
ネジを外して分解しても良いですが、なかなかハードルが高いです。
そのまま乾拭きするだけでもほとんどのホコリやすすが取れますので無理してネジを外さないのが無難でしょう。
3.電気ストーブ

手順
- 本体から安全網を分解する。(機種によっては分解できないこともありますので、作業前には必ず取扱説明書の確認をしましょう。)
- 薄めた中性洗剤に濡らした布やタオルで拭いてから乾拭きする。
- 安全網を元通りに戻す。
point!
電気ストーブは基本的に分解する必要がなく、本体に付着したホコリを払うだけで大丈夫です。
本体や反射板に汚れがひどいが合いは薄めた中性洗剤を付けて布で拭いてあげましょう。
4.ガスファンヒーター

手順
- ガス栓を閉め、コンセントを抜く。
- 給油タンク・固定タンクの中に残っている灯油やゴミを抜き取る。
- エアーフィルターや温風吹き出し口にたまっているホコリを取り除く。
- 油汚れなどでホコリが取りにくくなった場合は、薄めた中性洗剤に濡らした布で本体を拭き、乾拭する。