今月のお手入れ

月毎に「今だからこそ」のお掃除ポイントや手入れ方法を紹介します。

2月のお手入れ

壁・天井も忘れずに結露対策

まだまだ寒さが続いていますが、早い地域ではすでに梅や福寿草がキレイな花を咲かせて春の到来が楽しみになりますね。
寒い冬は室外と室内の気温差が激しく、結露対策が必須になります。
窓の結露対策をしっかりしているから大丈夫と思いきやお部屋の壁や天井まで湿ってくることも少なくありません。
今回は壁・天井の結露対策についてご紹介させていただきます。

壁・天井のお手入れ

冷たい外気と室内、暖房していない部屋と暖房されている部屋は気温の差が生じるため窓と同じように結露対策が必要となります。
結露した壁紙は剥がれたり、カビが生えたりとダメージが大きいので早めに対策することが重要です。

予防対策

換気をしっかりする

お部屋全体の温度差をなるべくなくすには家の中の空気を動かすことが重要です。
24時間換気を常時稼働させる。又は、サーキュレーターを使用するのも有効的です。

暖房器具を見直す

燃焼タイプのガスファンヒーターや石油ファンヒーターなど排気が室内に出る暖房器具は水蒸気を大量に発生させます。
壁・天井の結露で困っている場合はエアコン、パネルヒーター、床暖房などの暖房器具に買い替えることもおススメします。

部屋干しに注意

冬は洗濯物が乾きづらいので、部屋干しの機会が増えます。
でも洗濯物が乾く際に放出される水分はそのまま室内に残ります。
洗濯物はできるだけ浴室で乾燥させるか、こまめに換気を行い、部屋の湿度を調整しましょう。

加湿器はほどほど

冬場は乾燥しがちで加湿器をつけっぱなしにすることも珍しいくないですよね。
ただ、加湿器をつけっぱなしにすることで室内の水蒸気が飽和状態になり、結露の原因にまります。
湿度計を確認し、室温が20℃~22℃の場合、湿度が40%から50%なら加湿は必要ありません。

すでに変化が発生した場合のお手入れ方法

用意するもの

  • 布巾
  • アルコール除菌スプレー
  • フローリングワイパー

手順

  • 清潔な布巾で結露した壁・天井を拭き取る
  • 窓を開けて壁・天井が乾くまで換気する
  • アルコール除菌スプレーなどを吹き付けて水滴ができやすい部分を拭き掃除する

point!

今回は一般的によく使われているビニールクロスのお手入れ方法を紹介いたしました。
壁紙の種類によってはお手入れ方法が異なる場合がございます。お手入れを始める前に確認をしましょう。