今月のお手入れ

月毎に「今だからこそ」のお掃除ポイントや手入れ方法を紹介します。

10月のお手入れ

冬に入る前にしておきたいお手入れ

朝晩が涼しくなって、秋を実感できるようになった10月です。
「読書の秋」「食欲の秋」としてよく知られてますが、過ごしやすい今の時期にお家のお手入れをするのはいかがでしょうか。
今回は、冬に入る前にしておきたいお手入れをご紹介します。

玄関ポーチのお手入れ

玄関の汚れの主たる原因は、靴裏やペットの足裏に付着したり、風雨によって運ばれてきたりする砂や土です。それ以外も花粉やPM2.5、排気ガスも汚れの一因です。そして人やペットの髪の毛や体毛が落ちていることも多いでしょう。

手順

  • ドアを開けて通気を良くする
  • ホウキで砂、土ボコリを集め、ちりとりで取るか、掃除機で吸い取る
  • ホウキや掃除機で取れなかった泥の跡は濡らしたタオル(布)で拭き取る

point!

掃除前に玄関タイルの素材を確認しましょう。「天然石」の場合表面がとてもデリケートなのでお手入れには注意が必要です。

給気口のお手入れ

2003年の建築基準法改正によってすべての住宅に24時間換気システムを導入することが義務化されました。一日24時間回しっぱなししているため放置しておけば空気中にあるホコリや虫、ダニがフィルターにたまり続けます。
汚れの酷いフィルターを通って室内に入ってきた空気は換気しても逆効果になります。

手順

  • 給気口のカバーを外す
  • フィルター部分を取り出す
  • フィルターの汚れを掃除機で吸い取って水洗いする
  • フィルター本体のホコリを濡らした布で拭き取る
  • 乾いたフィルターとカバーを取り付ける

point!

使うフィルターの種類によっては水洗いできない商品もあります。お手入れをする前に説明書をよく確認しましょう。

フローリングのお手入れ方法

夏の間は裸足で歩くことが多かったり、庭やウッドデッキなどへ出入りも頻繁になったりして、住まいの床は汚れがちになります。
フローリングのお掃除+ワックスがけできれいなフローリングを長持ちさせましょう。

お掃除の手順

  • フローリングワイパーもしくは掃除機でゴミとホコリをきれいに取り除く。
  • 固く絞った雑巾かフローリング用ウェットティッシュで汚れを拭き取る。
    皮脂や油汚れでフローリングがベタついている箇所は薄めた洗剤(バケツいっぱいの水に1〜2滴垂らす程度で大丈夫です。)を使うと落ちやすくなります。


フローリングは大きく通常タイプ(ワックスがけタイプ)とノンワックスタイプの2種類に分けられます。
ノンワックスタイプのフローリングは名の通り、ワックスがけしなくても水分、汚れに強いです。
通常タイプのフローリングは半年〜1年に1回程度のワックスがけで床材表面の保護、ツヤだし効果が保てます。
フローリングをきれいに掃除したので、続きましてワックスがけの方法を紹介します。ワックスがけは必ずフローリングが乾いてからにしましょう。

ワックスがけの手順

  • 巾木やドアストッパー・戸当り、動かせない重い家具などマスキングテープを貼って保護する。
  • ワックスは部屋の奥からはじめ、出入り口の順にフローリングの板目の沿って1方向にかける。
  • 乾燥したらマスキングテープをはがす。

point!

樹脂ワックスを使う場合は直接フローリングの表面に撒かないようにしましょう。
ワックスが完全に乾燥するまでは触ったり踏んだりしないよう気をつけましょう。
通商品にもよりますが、2度塗りをすると効果が長持ちします。


ワックスがけが苦手なかたは最初からフロアコーティングをプロに依頼することもいい選択肢でしょう。
フロアコーティングはワックスよりも保護能力や美しさ、耐久性に優れていて人気を集めています。
傷や汚れからフローリングを守る以外にも耐薬品性、滑り防止などの効果を得ることができます。

ご優待・ショッピングサイトはこちら