今月のお手入れ

月毎に「今だからこそ」のお掃除ポイントや手入れ方法を紹介します。

1月のお手入れ

厳しい寒波に備えて

あけましておめでとうございます!
1年の始まり、皆さんはどんな気持ちでスタートしていますか。
「今年こそダイエットに成功する!」「今年は資格を手に入れる!」「今年は○○の一年にする!」など今年をもっと有意義に過ごすための計画を立てたりしてますでしょうか。

楽しみ、ワクワクとともにやってくるのは厳しい寒波ですが、今回は寒さが厳しい1月に必要なお家のお手入れをご紹介させていただきます。

結露対策

冬になると室内と外の気温差が激しくなり、室内から発生した水蒸気が冷たい窓ガラスやサッシに触れた際に液体へ変化します。これがいわゆる「結露」のことです。
結露を放っておくとカビやダニが繁殖し、健康に被害を与えることもあります。

結露対策にはいろんな方法があります。例えば「こまめに換気をする」、「水槽や観葉植物を換気扇、ドア付近など換気しやすい場所に置く」、「室温を必要以上に高くしない」、「台所用中性洗剤を塗る」、「結露防止用スプレーを吹き付ける」、「窓用ヒーターを設置する」、「除湿機を設置する」、「窓をリフォームする」、「結露対策のフィルムを貼る」などがあげられます。

特におススメは、費用が割安で、防カビ効果も期待できる結露防止用スプレーです。

用意するもの

  • 濡らした雑巾orワイパー
  • 結露防止スプレー
  • キッチンペーパーもしくは乾いた布

手順

  • 濡らした雑巾やワイパーなどを使って、窓の汚れをしっかり落とす
  • 結露防止用スプレーを吹き付ける
  • キッチンペーパーもしくは乾いた布で乾拭きする

point!

結露防止スプレーは室内側の窓に吹き付けるため、作業中はしっかりと換気するようにしましょう。
拭き取り用の布は洗っても成分が落ちない場合がありますので、厚手のキッチンペーパーを使い捨てすることをオススメします。

水道管の凍結

水道管は「ー4℃」以下の気温で凍結や蛇口の破裂が発生しやすいです。
主に水道管が戸外や北向きの日陰にむき出しになっているところで発生します。

凍結を防止する方法

①保温材の取り付け

屋外のむき出しになっている配管や散水栓には保温材の取り付けが効果的です。この方法は表面のテープ等が劣化すると効果が薄れるため定期的にチェックして取替する必要があります。

②少量の水を出しっぱなしにしておく

蛇口や水道管が凍らないように、寝る前に鉛筆の芯の太さくらいの水を出しておく。

積雪量が多い時

近年関東や四国で大雪が降り積もることが発生しています。東京都心でも足が雪に埋もれてしまうほどの積雪がありました。積雪は落雪による被害や近隣トラブルに発展するケースがありますので被害を未然に防ぐ、もし被害が起こったとしても最小限に収めるためのお手入れをする必要があります。

隣家等への事故を防止する対策

豪雪地域以外の地域では「雪止め」(屋根に積もった雪が滑り落ちないようにするための部材です。)を取り付けることで落雪を防ぐことができます。また、雪が屋根から滑り落ちる際に雨樋に雪が引っかかってしまい、雨樋破損になることも防げます。
雪止めは自分で後付け設置することもできますが、高所での作業ですので専門家に依頼したほうが安心でしょう。

積雪・豪雪地域の屋根の積雪対策

灯油、ガス、電気等のエネルギーを用いて雪を溶かす融雪システムの設置する方法があります。ヒーターを屋根材の下に敷く本格的なものや、屋根材にネットを乗せるだけの簡易的なものもあります。

積雪した場合の事後対策

雪は積もると水分を含んでどんどん重くなります。そのため屋根やカーポート、倉庫の屋根に積もった雪は雪下ろしする必要があります。
屋根は一般的には50cm以上だと要注意、90cm以上は危険という基準が浸透しているようです。カーポートや倉庫の屋根は屋根より強度弱いので、早めに雪下ろしが必要です。